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2024/05/16 (Thu)
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2010/10/21 (Thu)
otya_3.jpg
創作

他人様への捧げものに描きました


人肌 恋しい 冬 ですねー!
(byいかさま博覧亭)













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2010/10/17 (Sun)
icon_hone.jpg
創作


ついった用
















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2010/10/15 (Fri)
 
人里離れた所に一軒の民家があった。
ある旅人は何日もの間彷徨いその場所へとようやくたどり着いた。
畑も家畜も揃ったこの家には60歳ほどの男と20程の女と14程の双子が住んでいた。
奇妙なことに40程も離れたこの男女は夫婦であり 女と10程しか離れていない双子は女の方の連れ子であるという。
家族の好意をありがたく受け取り旅人は何日もその場所にとどまった。
 
ある日 男と旅人が二人きりになった時に男はこう切り出した
「あなたさえよければ私の代わりをしてくれないか」
何のことだか分らない旅人は詳しく問おうとしたのだが男はそれ以上は何も言わなかった。
 
それから何度か旅人が旅立ちの為腰を上げようとしたのだが
その度に男に呼び止められ更に季節一つ分をその場所で過ごした。
あまりにも男が言うのでとうとう旅人は
「数日の間ならあなたの代わりにここにいてもよい。そのかわり理由を聞かせてほしい」と言った。
約束を違えないならと男は旅人に約束をさせられそれを飲んだ。
男は話し始めた
「家内と出会ったのは もう40年以上前のこと
  当初 彼女は自分より年上で独り身だった。
  故郷を追い出されて迷い込んでここで彼女に会い 彼女に恋をした。
  夫婦の契りを結んで暫くは何事もない普通の家族だった。
  3年ほどたったある日突然彼女があの双子を連れてきて自分の子供だといった
  私は奇妙でならなかったが何も言わなかった
 
 更に数年と経ち 私は彼女たちが人間でないことに気付いた。
 何年たっても彼女たちは同じ姿 同じ声で 私だけが老いていったのだ。
 私は彼女たちを愛しているし彼女たちも私の事を愛してくれている。
 だからこそ 今の内に私の代わりを見つけておきたいのだ
 私はもう長くはないだろう。
 私は彼女たちにわかれというものを目の前で見せつけたくはないのだ。
 彼女たちはこのまま同じ姿でここにいるのだろう
 だが私が目の前で死んでしまったら彼女たちも共に止まってしまう気がしてならないのだ。
  だから 旅人さん 次の誰かまで いや 飽きるまででもいい
                    彼女たちと共にいてやってはくれないか。」
旅人は真摯に男の話を四十聞き ゆっくりと頷いた。
「いいでしょう。 でもここを去る前に私の話も少し聞いて頂けませんか」
 
旅人はそう言うと古びてぼろぼろになった手帳を男に差し出した。
男は受け取るとおもむろに手帳をめくって書かれてある日付に目を見開いた。
「私は随分長い間旅をしてきました。
  それは自分と同じ者を探すためです。」
 
開いた手帳には百何十年と前の日付が記されていた。
 
男は安心して長く住んだ家を離れ 旅人は家の新たな住人となった。
その後も その場所には迷い込んだ旅人たちを迎える仲のよさそうな家族がいるそうな

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2010/10/12 (Tue)
dame.jpg
創作
 デーム・ナット

随分昔に考えて
未だ全然形となってないお話

デームというのは女性に与えられる
騎士に値する称号です

主人公は
髪も瞳も真っ白で
いつもにこにこと笑っているのに
空虚な感じの不気味な少年

更に不気味な事に
赤い血の代わりに
白く透明な血を流す

少年は優しいし、怒ったりしない
でも愛を知らない
本当に悲しみもしない
笑っているだけ

たとえば
誰かが
理不尽な暴力を受けているのを
目の前にしたら
「いけない」と認識する
止める、自分の身も顧みず

でもそれは只の反射で、理由を持ってない
その理不尽な暴力に対して怒りを示す事もない
ただ笑うだけ 当然不気味

何故か失われた大文明の文字を読み書きできる。が、現代の文字を読み書きできない

家族は父、母、兄、姉  でも血は繋がっていない 
母が赤子の時に「世界樹」と呼ばれる枯れて折れた木の下に打ち捨てられた赤子を拾って来た 
それがこの少年

母は見た目だけでなく血もおかしい事に気付いて
「この赤子は病気なのだ。だから捨てられた。可哀相に…私達が代わりに愛してあげるわ」
と初めは思っていたものの、成長するにつれて余りの異様さに辟易してしまう

余りの不気味さに村の厄介者になり、苛められる

姉はそんな弟を必死になって庇うのだが、弟を守らなくてはという思いのあまり頑なになってしまう
父は足を怪我してまともに稼げなくなり、それを少年に当たる
兄は母の味方 聡く、狡賢い ある時少年の特殊な能力に目を付けて考古学者に少年を売る


世界は中世っぽい
数百年前に、もう少し栄えた大文明が海を渡って展開していたが唐突に人口を減らし衰退
その時の生き残りが今の人々

各大陸には世界樹と言われるものの残骸がある
一番早いもので100年ほど前に、一番遅いので数年前に枯れたらしい

文明が滅びた原因は大災害と言われているが
実の、大災害による混乱による人々の混乱によって世界人口は急激に減ったという
文献にも何にも記されていない事実

(本当は宗教的なものが流行って、
 大陸一つ一つに「生贄を捧げてその上に世界樹を植えろ」と巨大樹の苗の下に人柱を埋めるという
 残酷な出来事があった
 一番最初は犯罪者、老人、赤子、その次に金持ち、そして私怨を持った人間を告発しはじめたり
 裏切り、濡れ衣、貶めたり、殉教者と大混乱)

少年は実はその世界樹の下に埋められた『人々』の生まれ変わり
少年にその記憶は全くない

他にもこんな生まれ変わりが世界樹の数だけ居て
その内の一人の少女が「許す」「忘れる」というものを欠いていて
常に今の人類に対する復讐を考えている  前世の記憶を鮮明に覚えていて悲惨な人

少年は考古学者の同伴の度の途中で少女に会って
「止めなくちゃ」と少女を追い始める 只の反射で

実は少年が前世の人達の中で一番濃く意識や容貌を継いでいるのが独りの女性 なのでこの名前
少女は中年男性 裏切られて貶められ、
     愛する人が傍で息絶えて腐っていくのをを何十日と最後まで傍で見ていた記憶が有り 憎悪が強い

少年は愛を知らないけど、少女は愛が深い

少女の方は赤子の時に元盗賊の男に 拾われている
元盗賊は子供と女がどうしても殺せないトラウマがある 自業自得で救いようのない馬鹿な過去が


長く語ってしまいましたが そんなお話  何時か描いてみたくはあります
はじまりも最後も決まっているのですが途中がさっぱり
愛の無い人間って書くの難しいです

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2010/10/06 (Wed)
220c2e70.jpeg
創作
女の子

萌え絵というものを描こうとした残骸

多分、
いえかなり
 萌えとは何か違います…



















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